代表あいさつ
私は、地元中小企業の食品製造卸売会社に入社しました。社会人となったころは、山一證券や北海道拓殖銀行の破綻など不景気真っただでした。
入社1年目から、主要協力工場の破綻やメイン銀行の経営破綻、経営者の急死など相次ぐマイナスの出来事に遭遇しました。
世の中が不景気だから、社会とはそんなものなのかと思っていました。
一方で、社員が団結して危機を乗り越える体験をしたことは、「追い詰められてもあきらめずに頑張れば道は開ける」ことを学びました。
また、工場の経営改善や商品開発に携わるなど、中小企業ならではの楽しさも経験しました。
しかしながら、転職した先では民事再生法による倒産をも経験しました。
わずか数年の間に、売上が10分の1近くまで落ち込むという浮き沈みの激しさもまた、中小企業ならではの厳しさを体験しました。
これらの体験から、「お金で困っている中小企業の役に立つ仕事がしたい」と思い、中小企業診断士として独立しました。
私は、中小企業の財務経理を社会に出てから約20年間経験しました。
中小企業の財務経理部門は社長との距離が近く、様々な部門と関わります。そのため、全体を俯瞰してみながら現場のことを考えるといった、両面の思考が身に付きました。
大企業ではなく、限られた資源(ヒト・モノ・カネ)で事業を行う大変さは実体験で身に染みています。
これらの経験から、「中小企業の経営者と従業員の方の気持ちがわかる」中小企業診断士として活動を行いたいと考えています。
これまでの中小企業での実務経験と学んだことを活かし、各種専門家(税理士・弁護士・社労士・司法書士・行政書士 等)や各金融機関との連携を図りながら支援を行います。
経営者様、従業員の方と一緒になり課題の解決に取組みながら、企業の発展に貢献いたします。
中小企業診断士 末信 公平
公開日:
最終更新日:2017/12/11